KIHACHI様　ブログ執筆

外苑前のイチョウ並木。黄色になったイチョウの葉が落ち、地面に敷き詰められた様子を「黄金の絨毯」と呼ぶらしい。 そんな「黄金の絨毯」を眺めながら食べられるのが、KIHACHI 青山本店の季節限定ランチ。この「イチョウ並木プラン」のランチコースは、毎年行列になるくらい人気であるそう。 この情報をくれたのは、学生時代の友人。定期的に、ちょっと贅沢なランチを食べながら、のんびり話す会を開いている。話す内容は、そのときどき。「あの子結婚したらしいよ」という世間話から、学生時代にしていたような「猫飼いたい」「あのドラマに出ている俳優がかっこいい」といった、たわいのない話がほとんど。 なんでもないような時間だけど、私にとって、心がホッとするひとときになっている。 ※写真は2016年のもの 黄金の絨毯を踏みしめながら、KIHACHI 青山本店まで歩く。お店の前に着くと、イチョウの木をスマートフォンで撮影している友人がいた。 「お待たせ。イチョウすごいね〜！」と話しかけると、SNSに載せる動画を撮っていたらしい。私も隣で、同じように動画を撮ってみる。話題はそのまま、学生時代の友人たちがSNSに載せている近況になった。 「冬のコスメいい感じだよね」「クリスマスのやつ欲しい」なんて話していたら、「天使のエビとつぶ貝ときのこのハーブバター」が運ばれてきた。 運ばれてくるときにふんわりと漂うバターの香り。この香りは食欲を誘う。 一口食べた瞬間から分かる、バターの風味。それだけではなく、ハーブの味も感じる。エビも大きくて、テンションが上がる。他にも、ゴロッとした具がたくさん入っていて、ランチとは思えないほど贅沢な一品。 一緒に運ばれてきた「カツオのカルパッチョ」もテンションが上がる美味しさ。柚子胡椒の味付けで、ブドウと薄切りのリンゴが入っていた。魚とフルーツって合うんだ、と大発見。ブドウとオリーブオイルの組み合わせは新感覚だけど、相性バツグンだった。 「こんなに美味しいし、景色もいいし、人気なのもわかるね～」と話していたけれど、楽しいランチの時間はあっという間。まだまだ話したいことはたくさんあるけれど、あまり長居してしまうのも申し訳ないので、イチョウ並木を眺めながら散歩することにした。